先週末にかけて、東北の被災地を回ってきました。
石巻、南三陸、陸前高田、気仙沼、大船渡と回りました。
テレビの映像で見ているのとは違って、自分の目で360度見渡すと、全然違った感情を持ちました。
やはり、まだまだ復興には時間がかかるな・・・というのが正直な感想です。
海岸沿いは本当に何も無いんです。
緑の草が茂っているので、一見すると広い広場みたいです。
元々建物は建っていなかったのではないか、と思ってしまいましたが、よく見るとコンクリートの土台があり、
確かに人の営みがそこにはありました。
大きな建物やがれきは取り壊されずに、まだあちこちに残っています。
ですが、現地の方と話をしていると、みんな明るいんです。
明るく前向きに頑張ろう、というのがすごく伝わってきました。
「ひやかしでも何でもいいので、どんどん来てください!」
とおっしゃっていました。
仮設ですが、復興商店街や店が出来ていて、結構にぎわっていましたよ。
奇跡の一本松にも行ってきました。
何もないところにポツンと一本だけ・・・
もう枯れると言われていますが、よく一本だけ踏ん張ったな、と思いましたね。
東北の方達とたくさん話をして、パワーをもらいました。
特に印象的だったのは、大船渡の皆さんが、復興にへ向けてとても頑張っておられたこと。
仮設の飲み屋街が出来ていたり、お祭りやイベントもたくさんされているそうです。
大船渡で復興活動をされている方に、今回チョークアートの作品をお渡ししてきました。
仮設住宅や、集会所に置いてくださるそうです。
とても喜んでいただけました。
写真は後日送ってくださるそうなので、改めて報告したいと思います。